BLOG

2011.03.31 11:27

NO TITLE

僕は災害にあったことはないけれど、大切な人を失ったことはある。
その時はどんな言葉も虚しく、希望をもつことができなかった。どんなに頑張っても取り返しがつかないことがわかりきっていて力がわかない。
僕の場合だけれど、時間がゆっくりと傷を癒してくれた。時間がたつうちに、人の優しさに背中を押されながら、少しずつ前を向けるようになった。

僕には悲しみを分かち合える人がいたし、家もあったから、いま多くの方が経験されてる苦しみがどれほどのものか、想像できない。

それでも、いつか、生きていてよかったと思える日がくることを遠くから願っています。生きていてほしい。頑張らなくてもいいから、生きていてほしい。




« 新しい記事  最新 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 最初  古い記事 »