- 2012年
- 2012年でマヤ暦が終わるらしい。人類が滅亡するという説もあるみたい。
時々、世界が劇的に変わる日が来るんじゃないか、と考える。
インターネットは人々の心に入り込んで、革命まで起こした。
インターネットの世界では隠し事がばれるから、自分たちの意識を共有しようという想いが強くなる。守りに入るよりもその方が安心だということに気づく。
そうなると、いままでくすぶっていた感情が外側に溢れ出す。
多くの人々の本音は多くの人々の感性を豊かにする。そこから生まれる意志によってどんどん新しい世界が作られていく。
僕は綺麗ごとばかりでは…という言葉が嫌いだ。
ただの堕落への言い訳に聞こえる。
人間は嘘つきで醜くて汚いけれど、真実と美しさ以外に目指すものはないはずだ。覚悟のない諦めに意味はない。本当の諦めは、もっともっと壮絶だ。
人々の心が透けて通いあったら、ここまで共通の認識が持てる。
退屈で冷徹な世界が終わる。
闇の中で欲望を爆発させる心が消え去り、クリエイティブがはばをきかせる理想郷。
正直者しかいない世界。
2012.02.25 10:59